納車から2ヶ月 チェーン清掃
納車から2ヶ月が経とうとしています。
バイクが楽しくてしょうがありません。
行った先々の事を記事に
すべきなんでしょうけど
停車して写真を撮るのが
もったいないくらい運転が楽しいのです。
ところで納車された時から
車体に気になっている箇所がございまして...
チェーンが汚れているんですよ、
サビも浮いているし。
油分が汚れを吸って抜けきっている感じです。
流石にこれをこのまま放置できないですね...
購入してメンテナンスらしい事も
していなかったので今後のことも考えて
チェーン清掃に挑戦です。
とりあえずチェーンオイルだけは
ちゃんとしたものを購入して残りの
工具類は有り合わせでなんとかしました。
※お説教くらいそうな汚れ具合。
使ったもの
・ウエス(ロール紙タイプ+古びたバスタオル)
・青いバンド(ブレーキレバー固定用)
・パーツクリーナー(ナ●コのやっすいやつ)
・チェーンオイル
(YAMAHAウェットムースタイプ)
・ジャッキ(自動車から引っ張り出してきた)
・厚さ2cmほどの木の板
(もう少し厚みがあれば良かったかも)
・ブラシ
(100均、3本のうち目当ては真鍮ブラシ)
・ソケットレンチ
(清掃だけなら8mmだけで事足りました)
※チェーン清掃に用意したもの一式 結局赤い工具箱は使わずじまい。
泥除けとドライブカバー?のネジ5本を外せば
チェーンがだいぶ露出します。
写真はありませんがはずしたカバー類も
今回綺麗に拭き上げました。
どの記事、動画でもジャッキアップする
際にブレーキの固定を推奨していたので
レバーにバンドを巻きつけて
動かないようにしました。
後輪を浮かせるためにスタンドに
木の板を噛ませて高さを稼ぎ、
反対側にジャッキを当てて持ち上げます。
ジャッキが触れる場所は念のため
布を噛ませています。
※まさか車載ジャッキをバイクに
使う日がくるとは...この方法を
教えてくれた方、ありがとうございます。
後輪が自由に動けばこっちのものです。
タイヤを回転させながらチェーンに
パーツクリーナーを吹いて
浮いていたサビには真鍮ブラシ
(ステンレスだと傷つくらしい)
ウエスで汚れを拭っていけば...
※汚れが飛び散るので床はダンボールで養生
みんなが使う駐輪場で行うので尚更。
どんなもんでしょうか?
サビも表面だけだったようで
ブラシで削り落ちました。やりだすと
キリがないのでどこで妥協するかが重要かも。
スプロケットは軽く拭う程度にしてあります。
※20分程度の作業でこの感じ。
(作業後の写真なので泥除け装着済)
仕上げにチェーン注油
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各種レビューで絶賛されているだけあって
かなり使いやすかったです。
チェーンの隙間にスポイトで一滴ずつ
垂らすほど凝ってもいないので泡状に出てきて
隙間に染み込むこれはかなり良いと思います。
自転車のチェーンにも吹いてみようかな...
※オイルが行き渡っていく様子
今回は使う道具も分からず準備したり、
汚れが酷かったこともあり手こずりましたが
次回以降ならサクッとできそうですね。
ちょろっと流すつもりがいつの間にか2時間走っていた話
この日は快晴、涼しい、1日フリー
...乗るしかないでしょう。
貴重品に水とタオルだけ持ってセローに跨がる。
シフトチェンジやハンドリングがいまだにギクシャクしているので
少しでも練習になればと10km程度走って帰宅するつもりだったのですが...
楽しい。
平日の11時過ぎ、車の量も程々で交通量の少ない道を選んで走ると
小さじ2杯ほどは気持ちに余裕が出てくる。
いつもは流れに乗るので精一杯だった運転ですが
「この速度でシフトアップ、ダウンしたら?」
「バイザーを上げて風を取り込んでみたら?」
「右車線に挑戦してみよう」
・
・
・
なんていろいろ試しているとなんと2時間経っていました。
スマホホルダーを付けていないためナビを頼れませんでしたが
自分の中できっと行きたかったのであろう場所へ進んでゆく。
※土地柄海沿いを走ることが多いが緑溢れる山もそれ以上に良い、地元を思い出す。
福岡市内から田川郡英彦山駅に到着。
英彦山、大好きなんですよ。
4,5年前に仕事で登る機会がありまして
あの神秘的な空気感に当てられてしまいました。
登山の話になって九州で好きな山は?と聞かれたから
必ずここの名前を出しています。
※慣れない走行で疲労もあったと思うがバイクでここまで来れたという感動が勝っていた。
※このトリックに出てきそうな看板がグッとくるポイント。
英彦山話だけで記事4つは書けそうですが話を戻す。
駅から更に10km先に登山道入り口があるのですが
ここまで来たからには行くしかない、
物凄い数のカーブを消化していく。
セローは登りが弱いと聞いていましたが
個人的にはパワーは充分だと思います。
捻っただけパワーが出て、駆け上がってくれる
良くも悪くもハンドリングが素直でまるで自転車みたい。
なんて言うと怒られますかね...でもそのおかげで
へっぽこ運転でもなんとかやってこれました。
※本当にカーブが多くて登りはともかく帰りが死ぬほど緊張した。
※この先に登山道が見えてくる、登りたい欲もあるが軽装すぎるので今日はここまで。と言うより登ったら帰りの運転に絶対支障をきたす。
バイクで下り坂ってめちゃくちゃ怖いんですね
スピードの出し過ぎや落ち葉でスリップする
イメージが頭によぎって運転に集中できませんでした...
思い返せば
恐怖心からクラッチを握ったり変速しなくていい場所で変速して
ガックンしたり...と危なっかしいにも程があります;;
後続が無くて本当によかった。
自転車と違って漕ぐぶんの消耗がないはずなのに
下りきった時にはかなりの疲労感でした。
※みんな大好き道の駅。子どもの頃は田舎臭くてあまり好きでありませんでしたが今となっては外出先でついつい寄ってしまうポイントに。
全体的にこの日の走行は練習にもなったし、爽快感も抜群でしたが一つだけ心残り。
バーナー持って来ればよかった(´-ω-`)
まさかこんな所まで来るとは思っていなかったし...
絶対バーナーでお湯沸かしてラーメン&お茶したら昇天できてたろうに...
せっかく納車時点でキャリアも付属していたから
括り付けられる荷物バッグとかが欲しくなりましたね。
※バーナーを持ってこなかった自分を呪いながら美味しいおにぎりを頬張る。これだけでも疲れた身体にはどっしり響いた。
課題山盛りですが少しずつ運転もスムーズになってきた気がします。
慢心せずにとにかく安全運転、次はどこに行こうかな。
初めて公道に出て思った事
教習所を卒業してバイク購入、公道デビューまでまるっと1年と数日
このブランクのせいで納車して乗って帰れるかすら不安だった。
店舗からお見送りしてもらう時に半クラの塩梅だけ
確認しただけだったがいざ公道に出てみると...なんとかなるものなんですね。
教習所であれだけ狭いコースをグルグルと
周回していたのも無駄ではなかったようです。
教習所で口酸っぱく言われていた動作が
自然とできているようで自分でも驚き。
個人的に一番意味不明だった減速時のシフトダウンも
本当はエンジンブレーキを使った方がスマートなんだろうけど
ブレーキを目一杯使って停止してから1速に戻せばどうとでもなるし
セロー1速の粘り強さはよく聞いていましたが
こんなへっぽこ運転でも力強くエスコートしてくれる。
半クラでグイグイ引っ張ってくれて少し怖いくらい。
おかげさまでエンストも未経験、驚きです。
ただ特に忘れがちなのが教習所では常時点灯させていたウインカーの存在。
足元の操作で手元がお留守になるしカーブした後たっぷり100mは走行して
消し忘れに気付くなどまだまだ課題は多いなぁ...
それでも、出勤がこんなに楽しくていいのだろうかと思えるほど
程々のスピードで流すのが最高に心地良い。
退勤もバイクに乗れると思えばちょっぴり元気になれる、気がする。
※マスコット兼お守りのキーホルダー これからどんどん汚れていきそう
初給油、そして志賀島へ
納車翌日、ワクワクしながら試運転に向かう。
行き先はもちろん志賀島 。
昨日店舗から帰る時点で給油ランプが点灯していたので給油も初挑戦。
車の給油をする際は有人のスタンドを利用しているが
いざバイクで押しかけて給油する時はバイクの横に
立ちっぱなしなのかなぁとか妙なことをモヤモヤ考えていると
セルフのスタンドが目に入ったので最初はセルフ給油することにした。
ここで一つ慌てたのが給油カバーの戻し方だったりする。
カバーの内側の突起に気付かずしばらく逆向きで押し込みそうになっていた。
タンクから揮発してくるガソリンを見るとどうも慌ててしまいますね...
※写真を撮れる程度には空いていたスタンド
気を取り直して志賀島へ向かう。
台風明けということもあり横風が強めだったが
道路に散乱していたであろう松葉や砂もきれいにどかしてあり
ストレス無く運転できた。
教習所を卒業してまるっと1年乗ることもなかったバイクだが
変速はモタつくものの意外と動かせている自分に驚く。
※志賀島は仕事でよく来るがバイクで回るとこうも違うのか。
制限速度30kmの標識がやけに増えたような気もするが
後続車等も少なくサクッと1周できた。
ちなみに火曜日は志賀島のお店のほとんどが定休日。
自分も一旦降車して散策する余裕はまだ無く今日のところは帰路に着く。
途中ホームセンターに立ち寄りネジを1本購入した。
セロー乗りさんは車載工具入れ側のネジをこれと交換して
工具なしで開けられるようにしている...という話をよく耳にしていたもので。
※M6×15mmの蝶ネジ 1個売りで60円 ぴったりフィット
1時間も無いくらいの走行でしたが帰り着くとどっと疲れが押し寄せた。
慣れるのはもうしばらく先になりそう。
中古セロー、納車。
初めまして、「ほこり」と申します。
以下は中古のセローを購入してからの心境と記録です。
そもそも
バイクの免許は2019年、仕事の合間になんとか取得していた。
自分の懐具合もありバイクはゆっくり貯金してから...なんて考えていたら
セローはファイナルエディションになるし
セローは生産終了になるし
セローは中古価格がグングン値上がりするし etc...
兎にも角にも今買わないともう二度とセローに乗れないような気がして
半ば(勝手に)急かされるような気持ちで購入に踏み切った。
購入するまでにざっと10店舗近くバイク屋さんを覗き、
あまりのバイク知識の無さにお店で何度か恥をかきつつ
ようやく購入に漕ぎ着けた話は...いずれ別記事にまとめます。
そんなこんなで納車当日
当初は台風で延期になるかと思ったが、
昼過ぎには出歩ける程度に落ち着いたので
店舗に受け取りに行くことにした。
※当然ヘルメットを持参して受け取りに行くわけだが
デカすぎてリュックに入らない図。
自分の頭の大きさを呪いつつヘルメットを脇に抱えて徒歩で向かう。
汗をかきながら数十分、ようやく店舗に到着。
今回お世話になったのはレッドバロン福岡東店さま。
九州のバイクYouTuber関連でちょくちょく
目にするからご存知の人も多いかも。
こちらは職場に来ているバイトの山崎君(仮称)に紹介してもらった。
ここの店長さんがとてもとてもいい人で、こんな自分に手取り足取りで
中古バイクのイロハを教えていただきました。
ですが本日は研修で不在とのこと、無念。
※台風一過で風は少し強いものの青空が見える。雨が降らなくて本当によかった。
こんな台風明けに客なんて自分くらいだろうと思っていたら
店内はかなり賑わっていた。
店長さんが話を通していてくれたのか自分を見かけた店員さんが
目があった瞬間にすっ飛んできて一言。
「セローですよね?」
頷くとカウンターに通され
保険関係、アフターサービスの説明を受ける。
支払い、書類記入云々は2週間ほど前に済ませていたので
この辺りはとてもスムーズだった。
そしていよいよセローの車体説明に入る。
ある程度ネットで調べているとは言っても実車を目前にすると
気になることが次々出てきて、かなりの数の質問を投げかけたが
どれも笑顔とわかりやすい例え話で回答してくれた店員さん、ありがとうございます。
※光のいたずらで思いがけずいい写真が撮れた。今の自分の心境を表した1枚。
自転車や車を手に入れた時にはなかった不思議な高揚感。
バイク好きってこうやって生まれるんだなぁと思いながら
抱えてきたヘルメットを身に付けた。